本日2024-03-23午後、小雨の中、高岳神社 稲荷様御社の遷座祭が執り行われ、無事ご神体に遷座いただきました。
御社の本坪、各装飾品の取付けも完了しました。
世話人様、寄付人様、各関係者の皆様、誠にありがとうございました。
木の痩せを考慮して浜縁の留口に隙間を空けていますので、数か月様子を見ながら木の動きが落ち着いた頃に蟻桟で引き寄せに伺います。
本日2024-03-23午後、小雨の中、高岳神社 稲荷様御社の遷座祭が執り行われ、無事ご神体に遷座いただきました。
御社の本坪、各装飾品の取付けも完了しました。
世話人様、寄付人様、各関係者の皆様、誠にありがとうございました。
木の痩せを考慮して浜縁の留口に隙間を空けていますので、数か月様子を見ながら木の動きが落ち着いた頃に蟻桟で引き寄せに伺います。
お稲荷様本殿修繕
2023-03-09
工場での修繕が完了しました。
取外しできない柱は根継ぎで修繕しています。
木が痩せるため、浜縁の留め(角)は隙間を空けています。
半年程度後にメンテナンスの際に蟻桟を入れて吸い寄せます。
現地への設置は3月19日(火)
後日、日程を調整し関係者様と遷座祭が執り行われます。
高岳神社は1242年前の延歴元年(西暦782年)に建立されたとされている、由緒正しい歴史ある神社です。
修繕工事に関わらせていただけたご縁に心より感謝申し上げます。
高岳神社は二十四社のなかでも名高い神社である。
祭神が仲哀天皇・応神天皇・崇道天皇・事代主神・猿田彦神の五座であることから、五社明神とも称する。『現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』p56より
この巨岩の頂上には一つのくぼみがあって、四季を通じ常に霊水をたたえ、しかもこの水が干満と共に満ち引きする、という神秘が伝えられています。
お稲荷様本殿修繕/浜縁
2024-03-05
浜縁廻りの修繕に取り掛かりました。
縁葛・小壁が入り、柱の根継ぎを施工していきます。
お稲荷様修繕/柱根継ぎ
2024-03-02
柱を取り外しての修繕ができない箇所の根継ぎ方法の仮加工です。
本来は大黒柱などの大きな部材に使用する技術ですので、4㎝角での柱の練習を行っています。
お稲荷様本殿修繕
20240228 修繕作業工場加工
浜縁/高欄/土台/縁束/縁葛 等の傷んだ個所を修繕するため、慎重に慎重に解体を進めています。
各部現状に合わせて鉋で仕上げるため1㎜増の寸法に加工していきます。
お稲荷様本殿修繕のため工場搬送
2024-02-27
高岳神社お稲荷様の修繕工事に着工しました。
宮司様、総代様、副総代様、ご多忙のところありがとうございました。
奉遷祭を執り行っていただいた後、修繕作業に着手するため工場搬入が無事に完了しました。
奉遷祭、現場作業の間にも多くの参拝者が来られていました。
いかに大切にされているかを感じています。 参拝者の皆様や次の修繕の際に恥じぬよう心を込めて丁寧に修理させていただきます。
材木屋さんへ仕入
銘木屋さんでも仕入れられない銘木を常時取り扱っている20年の付き合い、たつの市の材木屋店「ウッディ ヒロ」さんへ相談・仕入れ作業です。
今回の目当てはお稲荷様御社修繕工事に使用する“尾州檜”
さすがウッディ ヒロさん
きちんと必要な良材が仕入れられました。
今回のお目当て以外にも ・黒柿 ・神代ケヤキ ・棕櫚 ・その他分からん木 など
種類が多すぎて分かりません。とにかく驚くほどの品揃えです。
お稲荷様本殿修繕工事
御社修繕に使用する“尾州檜”
木曽檜(きそひのき)とも呼ばれる、長野県南西部木曽川上流に育生する樹齢300年以上のヒノキです。江戸時代の尾張藩の別名「尾州」が現在でも建築の世界では名残として使われています。
信州の寒く厳しい環境に育生するため成長が遅く、通常のヒノキよりも年輪の幅が狭いのが特徴です。年輪の幅が狭い木材を「目詰み」と呼び、
・狂いが少なく加工がしやすい
・冬の目が詰まっているため強度が高い
・高対候性、耐久性
を持つ、希少な超高級木材です。