お稲荷様修繕/柱根継ぎ
2024-03-02
柱を取り外しての修繕ができない箇所の根継ぎ方法の仮加工です。
本来は大黒柱などの大きな部材に使用する技術ですので、4㎝角での柱の練習を行っています。
お稲荷様修繕/柱根継ぎ
2024-03-02
柱を取り外しての修繕ができない箇所の根継ぎ方法の仮加工です。
本来は大黒柱などの大きな部材に使用する技術ですので、4㎝角での柱の練習を行っています。
お稲荷様本殿修繕のため工場搬送
2024-02-27
高岳神社お稲荷様の修繕工事に着工しました。
宮司様、総代様、副総代様、ご多忙のところありがとうございました。
奉遷祭を執り行っていただいた後、修繕作業に着手するため工場搬入が無事に完了しました。
奉遷祭、現場作業の間にも多くの参拝者が来られていました。
いかに大切にされているかを感じています。 参拝者の皆様や次の修繕の際に恥じぬよう心を込めて丁寧に修理させていただきます。
材木屋さんへ仕入
銘木屋さんでも仕入れられない銘木を常時取り扱っている20年の付き合い、たつの市の材木屋店「ウッディ ヒロ」さんへ相談・仕入れ作業です。
今回の目当てはお稲荷様御社修繕工事に使用する“尾州檜”
さすがウッディ ヒロさん
きちんと必要な良材が仕入れられました。
今回のお目当て以外にも ・黒柿 ・神代ケヤキ ・棕櫚 ・その他分からん木 など
種類が多すぎて分かりません。とにかく驚くほどの品揃えです。
お稲荷様本殿修繕工事
御社修繕に使用する“尾州檜”
木曽檜(きそひのき)とも呼ばれる、長野県南西部木曽川上流に育生する樹齢300年以上のヒノキです。江戸時代の尾張藩の別名「尾州」が現在でも建築の世界では名残として使われています。
信州の寒く厳しい環境に育生するため成長が遅く、通常のヒノキよりも年輪の幅が狭いのが特徴です。年輪の幅が狭い木材を「目詰み」と呼び、
・狂いが少なく加工がしやすい
・冬の目が詰まっているため強度が高い
・高対候性、耐久性
を持つ、希少な超高級木材です。
某お寺の扁額枠の新調です。
使用材料は扁額に合わせたケヤキ。住宅の表札も新調する際、簡単に廃棄してしまうのは縁起が悪いとされていますので、扁額は元のものを再使用しています。
お家の表札も古くなって新調する際は、近くの神社やお寺に依頼・相談した上で焚き上げしていただくか、新しい表札の横に並べたりと、軽率な廃棄方法はお避け下さい。
根継ぎ施工個所周辺が解体できない状態なので、角から組む継手です。この継ぎ方は1㎝のジャッキアップで組付けが可能になり、既存建物への構造的負担が少なく施工できます。
斗・虹梁(こうりょう)
土間庇
京都北山で厳選して厳選して厳選した磨き丸太です。
木は地面から空に細くなっています。通常の磨き丸太は3mの丸太で6㎝程度落ち(細く)ています。
この杉は9mで6㎝の落ちという滅多にない北山杉です。
9mの材料を運ぶにはトレーラーをチャーターする必要がありますが、それも含めたこだわりの材料です。
鳥居