日本古来からの“替折くぎ”
現在主に使用されている“鉄くぎ”

現在使われることもお目にかかることも少なくなってきた和釘(古来から日本国内で生産・使用されてきた釘)
主に寺社建築で見られますが、もともとは木造住宅にも使用されていました。
鉄釘は鉄で量産されていますが、和釘は鍛冶職人が一本一本手作りで製作されていました。鉄釘は強度を必要とする個所であっても鉄内部まで錆が浸透し、釘が切れてしまいます。
対して和釘は鋼が使用されいます。鋼は炭素が含まれているので内部まで錆が入りにくく、錆による切れが少なくなります。

替折釘(かいおれくぎ)

材木屋さんへ仕入

銘木屋さんでも仕入れられない銘木を常時取り扱っている20年の付き合い、たつの市の材木屋店「ウッディ ヒロ」さんへ相談・仕入れ作業です。
今回の目当てはお稲荷様御社修繕工事に使用する“尾州檜”
さすがウッディ ヒロさん
きちんと必要な良材が仕入れられました。

今回のお目当て以外にも ・黒柿 ・神代ケヤキ ・棕櫚 ・その他分からん木 など
種類が多すぎて分かりません。とにかく驚くほどの品揃えです。

高岳神社様

ミツバチの巣からハチミツが落ち、天井が下がってきていました。
撤去作業を行うため天井を一部解体して巣を取り除きましたが、すぐ隣にスズメバチの巣があり、注意して確認したところ、巣は空の状態。こちらも撤去して天井の復旧が完了しました。

過去に何度か巣を作っているので、また巣を作っても作業ができるよう天井点検口を取付け、天井が下がることのないよう木の天井を施工しています。

ミツバチ駆除/天井貼替復旧

釿(ちょうな)
古民家の修繕・メンテナンス工事で使用する道具の釿
現在では見ることも使うこともなくなってきた旧時代の大工道具です。
頻繁に出番があるわけではありませんが弊社では現役で活躍しています。
電動工具で製材された材木と違い、木の繊維に沿った加工を施しますので対候性・防虫性が高い加工です。化粧材にも使用される紋様「亀甲(きっこう)紋」や「名栗(なぐり)紋」などがあります。
加工後に柿渋と墨でさらに対候性と防虫性を高めます。

古民家修繕 

夏休みに佐用町で木工教室が開催されます。

佐用町産の皮むき間伐材の端材で、ブックエンドを製作します!

 ■ 日時:7/30(日) 10:00~12:00

 ■ 場所:さよう文化情報センター特設会場

     兵庫県佐用郡佐用町佐用2585番地(JR佐用駅より徒歩5分)

 ■ 参加費:1,000円(材料費含む)

 ■ 対象:小・中学生(小学生は保護者同伴のこと)

 ■ 募集人数:15名(1家族1名限り)

 ■ プログラム:皮むき間伐のお話し・ブックエンド製作

是非、夏休みの思い出にお出けてしてみてください!

私たちも参加させていただきます。

詳細、お問い合わせは下記内容をご確認ください。

木工教室開催のご案内

佐用町下石井古民家

佐用町で古民家の採寸に来ました。

これからこの家を再生させて貸店舗、コワーキングスペース、そしてなにより、佐用町の人たちの憩いの場になればと奮闘しています。

佐用町の方の雇用、放置林の手入れ、起業家を目指す方々の応援・・・
色々な人達の交流、お手伝い出来ればと思います。

補助金申請、受注、発注、人集めから施工、営業とまだまだしなくてはいけないことが山積みですが、頑張ります。

古民家リノベーション

お客様からのご要望にお応えしオーブンレンジ台を作成しました。

下の段も収納スペースとして活用していただける様に、

手前に引き出せるレールを取付けています。

(カメラの撮影モードにより4,5枚目の色が異なりますが、

実際は5枚目のお色味となっております)

オーブンレンジ台