日本古来からの“替折くぎ”
現在主に使用されている“鉄くぎ”

現在使われることもお目にかかることも少なくなってきた和釘(古来から日本国内で生産・使用されてきた釘)
主に寺社建築で見られますが、もともとは木造住宅にも使用されていました。
鉄釘は鉄で量産されていますが、和釘は鍛冶職人が一本一本手作りで製作されていました。鉄釘は強度を必要とする個所であっても鉄内部まで錆が浸透し、釘が切れてしまいます。
対して和釘は鋼が使用されいます。鋼は炭素が含まれているので内部まで錆が入りにくく、錆による切れが少なくなります。

替折釘(かいおれくぎ)