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夏休みに佐用町で木工教室が開催されます。

佐用町産の皮むき間伐材の端材で、ブックエンドを製作します!

 ■ 日時:7/30(日) 10:00~12:00

 ■ 場所:さよう文化情報センター特設会場

     兵庫県佐用郡佐用町佐用2585番地(JR佐用駅より徒歩5分)

 ■ 参加費:1,000円(材料費含む)

 ■ 対象:小・中学生(小学生は保護者同伴のこと)

 ■ 募集人数:15名(1家族1名限り)

 ■ プログラム:皮むき間伐のお話し・ブックエンド製作

是非、夏休みの思い出にお出けてしてみてください!

私たちも参加させていただきます。

詳細、お問い合わせは下記内容をご確認ください。

木工教室開催のご案内

佐用町下石井古民家

佐用町で古民家の採寸に来ました。

これからこの家を再生させて貸店舗、コワーキングスペース、そしてなにより、佐用町の人たちの憩いの場になればと奮闘しています。

佐用町の方の雇用、放置林の手入れ、起業家を目指す方々の応援・・・
色々な人達の交流、お手伝い出来ればと思います。

補助金申請、受注、発注、人集めから施工、営業とまだまだしなくてはいけないことが山積みですが、頑張ります。

古民家リノベーション

1、貧困をなくそう
2、飢餓をゼロに
3、すべての人に健康と福祉を
4、質の高い教育をみんなに
5、ジェンダー平等を実現しよう
6、安全な水とトイレを世界中に
7、エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
8、働きがいも経済成長も
9、産業と技術革新の基盤をつくろう
10、人や国の不平等をなくそう
11、住み続けられるまちづくりを
12、つくる責任、つかう責任
13、気候変動に具体的な対策を
14、海の豊かさを守ろう
15、陸の豊かさも守ろう
16、平和と公正をすべての人に
17、パートナーシップで目標を達成しよう

地球温暖化に伴って、カーボンニュートラルやクリーンエネルギーなど、一見耳障りのいい言葉が並べられています。
一工務店株式会社では環境を考えた事業を目指していますが、SDGsとは考え方が違っていて大きく疑問を持っています。


7、エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
クリーンエネルギーに使用されている太陽光パネルにも寿命があり、廃棄される際には現在の技術ではリサイクルできない部分があり、焼却処理の際には有毒ガスを発生させます。 太陽光パネルが寿命を迎える将来には処理が困難な大量の黒いゴミの山を作ることになります。
また、電気自動車も排気ガスが出ずクリーンですが、電気自動車が走る際・作る際にはたくさんのエネルギーが消費され、このエネルギーは主に火力発電や原子力発電で賄われています。 電気自動車はリチウムイオンバッテリーという“レアメタル”が使用されており、このレアメタルがアフリカ大陸の“コンゴ”での紛争にも関わっています。 そして電気自動車が廃車されるときには圧縮時に電子部品が爆発や火災の危険があることでリサイクルされる部品が少なく、製造から廃車までの工程で消費される二酸化炭素は従来の自動車の約10倍となっているのが現状です。

13、気候変動に具体的な対策を
14、海の豊かさを守ろう
15、陸の豊かさも守ろう

具体的な対策として植林を行う企業がありますが、具体的な対策は植林することではないと考えています。 過激な表現ですが、社会に貢献しているという企業のパフォーマンスです。 「植林が災害を増加させている」という事実がある以上、植林を手入れする・伐ることが本当の具体的対策と海や陸の豊かさに繋がります。
セミやカブトムシなどの昆虫は樹液の多い落葉樹を好んで集まります。 落葉樹の落ち葉が土を育て、幼虫が土を耕すことで山が雨水を蓄えやすくなり、鳥が幼虫や木の実を食べて種を運ぶことで山が育ち、山が育んだ地下水が海を育てる。 これが自然の循環ですが、現状は山が荒れたまま放置されています。 山が荒れると生態系が崩れ、私たちの暮らしにも影響を及ぼします。 本来の山の姿を取り戻すには、衰退してしまった林業を活性化させることが不可欠です。
弊社の考える具体的な山の手入れとしては計画的範囲を全伐(皆伐)し、苗を植えるのではなく「どんぐり」などの在来種のタネを蒔いて落葉樹が自分の力で萌芽して強い種だけが生き残っていく環境づくりです。
これには鹿などの動物による食害対策も重要になり、萌芽した芽を長期的に大切に守っていく活動が必要です。

SDGsのすべてに反対するわけではありませんが、現在は間違いを間違いと言いにくい雰囲気ではあります。それでも
「SDGsを謳っておけばいい」
という小手先のパフォーマンスではなく、「日本の山」の「日本の木」で「日本の家」を造る建築事業を行い、 自分たちが身をもって感じてきた環境改善のための林業への参入も計画しています。

関連ページ「代表より
     「会社概要

持続可能な開発目標(SDGs)についての異議