茅葺合掌部災害復旧工事
中国地方を中心に日本全国で大きな災害になった「平成30年7月豪雨」
兵庫県も県内全域に被害がありました。
この住宅は茅葺きをトタン屋根で覆っていて一見屋根に被害はないように見えましたが、トタン屋根の中では合掌部分が約650㎜傾いて、棟が家紋を押し出して かなり危険な状態でした。
費用的な面から既存のトタン屋根は残したまま合掌部分だけを解体調整、棟の修繕補強、麻縄で固定して最後に家紋の補修。
トタン屋根は手入れやランニングコスト面でメリットがありますが、デメリットとして中が確認できないため、不具合に気付いた時にはかなり進行していることがあります。
茅葺きの建物を長くいい状態で残すために一度業者に依頼して確認してみることをお勧めします。