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お稲荷様本殿修繕工事

御社修繕に使用する“尾州檜”
木曽檜(きそひのき)とも呼ばれる、長野県南西部木曽川上流に育生する樹齢300年以上のヒノキです。江戸時代の尾張藩の別名「尾州」が現在でも建築の世界では名残として使われています。
信州の寒く厳しい環境に育生するため成長が遅く、通常のヒノキよりも年輪の幅が狭いのが特徴です。年輪の幅が狭い木材を「目詰み」と呼び、
・狂いが少なく加工がしやすい
・冬の目が詰まっているため強度が高い
・高対候性、耐久性
を持つ、希少な超高級木材です。

高岳神社様

釿(ちょうな)
古民家の修繕・メンテナンス工事で使用する道具の釿
現在では見ることも使うこともなくなってきた旧時代の大工道具です。
頻繁に出番があるわけではありませんが弊社では現役で活躍しています。
電動工具で製材された材木と違い、木の繊維に沿った加工を施しますので対候性・防虫性が高い加工です。化粧材にも使用される紋様「亀甲(きっこう)紋」や「名栗(なぐり)紋」などがあります。
加工後に柿渋と墨でさらに対候性と防虫性を高めます。

古民家修繕 

姫路市飾磨区M様古民家メンテナンス工事
2024-03-08(金)
姫路市で「町家の日」が開催されます。
町家の日に見学できる“丸安”さんの家屋のメンテナンスに関わらせていただきました。
腰壁の竹・舟板壁等、不具合が見られる個所の修繕工事です。

古民家修繕