毛筆を使用する機会が多い仕事ですので、コンパクトに持ち運べる「筆箱」
墨池付き、重みもあるので文鎮にもなります。
筆箱本体:樫(カシ)
墨池フタ:胡桃(クルミ)
毛筆を使用する機会が多い仕事ですので、コンパクトに持ち運べる「筆箱」
墨池付き、重みもあるので文鎮にもなります。
筆箱本体:樫(カシ)
墨池フタ:胡桃(クルミ)
価格 ¥21,000-/税別
ご依頼いただきておりました机上ラックが完成しました。
ブラックウォールナット・ホワイトオークを使用した机上ラック
高さ26㎝×幅91㎝×奥行15㎝/各板の厚みは3㎝
仕上げ:天然塗料(ミツロウ・亜麻仁油)
本日2024-03-23午後、小雨の中、高岳神社 稲荷様御社の遷座祭が執り行われ、無事ご神体に遷座いただきました。
御社の本坪、各装飾品の取付けも完了しました。
世話人様、寄付人様、各関係者の皆様、誠にありがとうございました。
木の痩せを考慮して浜縁の留口に隙間を空けていますので、数か月様子を見ながら木の動きが落ち着いた頃に蟻桟で引き寄せに伺います。
7.8mの開口部にシャッターを新設させていただきました。
2.4m+2.4m+3mの3分割シャッターです。
お稲荷様本殿修繕
2023-03-09
工場での修繕が完了しました。
取外しできない柱は根継ぎで修繕しています。
木が痩せるため、浜縁の留め(角)は隙間を空けています。
半年程度後にメンテナンスの際に蟻桟を入れて吸い寄せます。
現地への設置は3月19日(火)
後日、日程を調整し関係者様と遷座祭が執り行われます。
高岳神社は1242年前の延歴元年(西暦782年)に建立されたとされている、由緒正しい歴史ある神社です。
修繕工事に関わらせていただけたご縁に心より感謝申し上げます。
高岳神社は二十四社のなかでも名高い神社である。
祭神が仲哀天皇・応神天皇・崇道天皇・事代主神・猿田彦神の五座であることから、五社明神とも称する。『現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』p56より
この巨岩の頂上には一つのくぼみがあって、四季を通じ常に霊水をたたえ、しかもこの水が干満と共に満ち引きする、という神秘が伝えられています。
お稲荷様本殿修繕/浜縁
2024-03-05
浜縁廻りの修繕に取り掛かりました。
縁葛・小壁が入り、柱の根継ぎを施工していきます。
現在使われることもお目にかかることも少なくなってきた和釘(古来から日本国内で生産・使用されてきた釘)
主に寺社建築で見られますが、もともとは木造住宅にも使用されていました。
鉄釘は鉄で量産されていますが、和釘は鍛冶職人が一本一本手作りで製作されていました。鉄釘は強度を必要とする個所であっても鉄内部まで錆が浸透し、釘が切れてしまいます。
対して和釘は鋼が使用されいます。鋼は炭素が含まれているので内部まで錆が入りにくく、錆による切れが少なくなります。
お稲荷様修繕/柱根継ぎ
2024-03-02
柱を取り外しての修繕ができない箇所の根継ぎ方法の仮加工です。
本来は大黒柱などの大きな部材に使用する技術ですので、4㎝角での柱の練習を行っています。
M様町家
腰壁竹の接地部分に水を吸い上げたようなシミがあり、ツヤと表面保護のためミツロウを塗付して仕上げます。ミツロウで仕上げることで撥水効果が復元します。
お稲荷様本殿修繕
20240228 修繕作業工場加工
浜縁/高欄/土台/縁束/縁葛 等の傷んだ個所を修繕するため、慎重に慎重に解体を進めています。
各部現状に合わせて鉋で仕上げるため1㎜増の寸法に加工していきます。